音のタイル張り舗道。

クラシックという銀河を漂う... 

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴァインベルク、室内交響曲。

2019年は、ヴァインベルクの生誕100年のメモリアル。だったのですね... 年明けてから気付きました。で、凹んでおります。毎年末、来年、メモリアルを迎える作曲家には、誰がいるのかなァ~ と、ワクワクしながら調べるのですが、まさか、ヴァインベルクを見…

エストニア、ルーン歌謡と民謡聖歌。

冬はピアノ... に、続いて、冬っぽさを求めて、北欧の音楽なんか聴いてみようかなと... で、バルト三国、エストニアに注目!さて、エストニアと言いますと、N響のシェフ、パーヴォの出身国でありまして、つまり、ヤルヴィ家の故国でありまして、そのヤルヴィ…

シューベルト、19番と20番のピアノ・ソナタ。

冬はピアノ... ということで、ピリオドのピアノによるシューベルトのピアノ・ソナタに始まり、フェルドマンの1950年代のピアノ作品、シャリーノの1990年代のピアノ作品と、ある意味、ピアノの際立った面を聴いて来た今月半ば... 際立ったればこそ、この楽器…

シャリーノ、ピアノ作品集。

大寒、です。改めて、その字面を見つめると、インパクトある!で、この間の土曜日、雪、降りました、関東平野... ほんの少しだけれど、それでも、雪が降る情景に、スペシャル感、感じずはいられないのは、雪降らない圏の住人の性。冬、大いに寒いのはイヤだ…

シューベルト、遠くへの渇望。

これもまた、旅なのかもしれない。冬の旅、ではなくて、シューベルトのアイスランドへの、あるいは、フォークロアへの旅... アイスランド出身のテノール、クリスチャンソンが、シューベルトの歌曲とアイスランドの民謡を並べるという、大胆な1枚を聴いてみよ…

フェルドマン、初期ピアノ作品集。

スキー場の雪不足のニュースに、温暖化の影響をひしひしと感じる今日この頃ではありますが、陽が落ちれば、やっぱり、寒い。夜、足元からの冷え込みをジーンと感じれば、やっぱり冬だなと... という中、ピアノをフューチャーしております。冬はピアノ... そ…

シューベルト、18番と21番のピアノ・ソナタ。

冬はつとめて... 清少納言は、冬の美しさを象徴する一時に、早朝を挙げている。なかなか布団から出るのが難しい時間帯だけれど、そのキーンと冷えた空気、澄んだ大気の清浄さは、確かに、冬なればこそ... そういうクリアさ、嫌いじゃない。ということで、春…

"spaces & spheres"、直観の音楽。

フリー・ジャズって、"ゲンダイオンガク"みたいな印象を受けるのだけれど、それっておもしろいなと思う。ジャズたらしめて来た型枠からフリーになると、"ゲンダイオンガク"っぽく響くというね... そもそも、現代音楽が、難解な"ゲンダイオンガク"の様相(もち…

ベートーヴェン、ミサ・ソレムニス。

2020年は、ベートーヴェン・イヤー!ということで、"新発見"とか、"世界初録音"とか、今からいろいろ期待してしまうのだけれど... そうした矢先、昨年末、ベートーヴェンが、10番目の交響曲として構想し残したスケッチを基に、AIによって"第10番"を作曲する…

明けました、2020年。

明けました、おめでとうございます。本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。 さてさて、年を跨いで風邪を引いてしまいました。何と言う年明け!という中での、令和ニ年、最初のupであります。ということで、とうとうオリンピック・イヤーを迎えるわけで…